【プロフィール】
1932年静岡県沼津市生まれ。日系二世の飯沼星光氏との結婚後、1953年に渡米。日本の歴史の中で、国際的に活躍したり日米の架け橋となった日本人が多くあったことを、日本人に対しても、また米国人に対しても、広く知らしめていくべきとの使命感を持って、海外で活躍した日本人とその妻たちの偉業を調査し、著書を著し、積極的に講演活動を行ってきた。野口英世の夫人、メリー・野口女史や、アドレナリンの結晶化やタカ・ジアスターゼの開発などに成功した高峰譲吉、明治初頭に渡米し、米国で測量技師となって活躍した松平忠厚、彫塑家として米国で数々の石像を製作した川村吾蔵、日本薬学界の父と称される長井長義らを取り上げ、精力的に米国や日本国内、関係各国を訪問し、資料を収集し、関係者の面接調査を行って、その結果を著書に纏めた。粘り強く調査と取材を続ける過程で、歴史上の新たな事実を解き明かし、時には膨大な資料を整理し、またその資料を記念館等に寄贈するなどして、歴史の先人の偉業を再認識し、後世に残すための努力を続けてきた。特に、野口英世の遺書や山荘を発見し、これらの保存に尽力したことや、高峰譲吉の遺品を収拾して記念館に寄贈したこと等は、日本国内でも高く評価されている。
(在ロサンゼルス日本国総領事館からのプレス・リリース)
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